AIでExcel自動化する方法完全ガイド|VBA・関数・Copilotを日本語指示だけで動かす【2026年版】」

AIでExcel自動化する方法完全ガイド|VBA・関数・Copilotを日本語指示だけで動かす【2026年版】

「マクロって難しそう」「VBAなんて書けない」——そう思って、ずっと手作業でExcelをコピペしていませんか?

実は今、AIに頼めばVBAもスプレッドシートの関数も、自然な日本語で指示するだけで作れる時代になっています。

この記事では、ChatGPT・Microsoft Copilot・Google Geminiを使ったExcel自動化の具体的な手順を、初心者でも迷わず動かせるよう丁寧に解説します。車検の見積もり集計やパーツ発注リストの整理など、現場の実務にすぐ使える例も交えながら進めていきます。

目次

AIとExcelを組み合わせると、何がどう変わるのか

「Excelの自動化」というと、VBAを勉強して数百行のコードを書く——そんなイメージを持っている人は多いはずです。でも今は違います。

「この列の空白セルを上の値で埋めて」とAIに話しかけるだけで、コードが完成します。AIは「通訳」として機能するので、日本語で「やりたいこと」を伝えるだけでコンピュータが理解できる言葉に変換してくれます。

作業内容 AI導入前 AI導入後
VBAマクロ作成 数時間〜数日(独学) 数分(AIが生成)
複雑な関数の組み合わせ ネット検索+試行錯誤 日本語で説明→即出力
データの整形・クリーニング 手作業でコピペ AIが手順ごと教えてくれる
グラフ・レポート作成 毎回手動で設定 テンプレート化+自動更新

3つのAIツールの違いを把握しておこう

Excel自動化に使えるAIはいくつかあります。全部試す必要はなく、まず1つに絞るのが正解です。

ツール 得意なこと 料金 おすすめ度
ChatGPT VBA生成・関数作成・エラー修正 無料〜月$20 ⭐⭐⭐⭐⭐
Microsoft Copilot Excel上で直接AIが動く Microsoft 365に含む ⭐⭐⭐⭐⭐
Google Gemini スプレッドシート・GAS生成 無料〜 ⭐⭐⭐⭐

まずはChatGPTの無料版から始めるのが最も手軽です。Microsoft 365を使っているなら、CopilotをExcel上で直接使う方が操作がシンプルで初心者向きです。

【実践①】ChatGPTでVBAマクロを作る手順

VBAとはExcelに内蔵されたプログラミング言語です。「難しそう」と感じる必要はまったくありません。ChatGPTがコードを作ってくれるので、あなたはそれを貼り付けるだけでいいです。

STEP 1:ChatGPTにやりたいことを日本語で伝える

  1. ChatGPT(chat.openai.com)を開く
  2. やりたい作業を日本語でそのまま入力する
  3. 出てきたVBAコードをコピーする

📋 プロンプト例(見積書の自動転記)

「Excelで、Sheet1のA列に入力した車番と作業内容を、Sheet2の表に自動で転記するVBAを書いてください。転記後はSheet1のデータをクリアしてください。」

STEP 2:ExcelにVBAを貼り付けて実行する

  1. ExcelでAlt+F11を押してVBAエディターを開く
  2. 左側の「ThisWorkbook」をダブルクリックする
  3. ChatGPTのコードをそのまま貼り付ける
  4. F5キーを押して実行する
  5. 動作を確認する

エラーが出たら、エラーメッセージをそのままコピーしてChatGPTに「このエラーが出ました。修正してください」と貼り付けるだけで修正コードが出てきます。

✅ ここまでやると何が揃う?

Excelで自動動作するマクロが1本完成します。同じ手順でどんな作業でも自動化できます。

【実践②】ChatGPTでExcel関数を作る手順

VBAまで使わなくても、複雑な関数の組み合わせをAIに作ってもらうだけで業務が大幅に楽になります。

具体的な使い方

  1. 解決したいことを日本語でChatGPTに入力する
  2. 出てきた関数式をコピーする
  3. Excelのセルに貼り付ける
  4. 動作確認する

📋 プロンプト例(関数作成)

「ExcelでA列に車番、B列に入庫日、C列に出庫日が入っています。D列に入庫から出庫までの日数を計算する関数を書いてください。出庫日が空白の場合は『作業中』と表示してください。」

「VLOOKUP」「IF」「COUNTIFS」「XLOOKUP」など、どんな関数でも日本語で説明すれば作ってくれます。関数の説明もセットで出してくれるので、なぜその式になるかも理解できます。

【実践③】Microsoft CopilotをExcel上で直接使う

Microsoft 365(旧Office 365)のサブスクリプションを持っている場合、Excelの画面内で直接AIに指示できます。コードを貼り付ける手間も要りません。

Copilot in Excelの基本手順

  1. Excelでデータを開いてテーブル形式(Ctrl+T)に変換する
  2. 右上の「Copilot」ボタンをクリックする
  3. 右側に開いたチャット欄に日本語で指示を入力する
  4. 提案された操作を確認して「適用」をクリックする

📋 Copilotへの指示例

「売上データを担当者別・月別に集計してグラフにしてください」「C列が100以下のセルを赤くハイライトしてください」

CopilotはExcelのデータ構造を直接理解しているため、「この表の傾向を教えて」と聞くだけで分析結果を返してくれます。コピペ不要で使えるのが最大の強みです。

Copilotの詳しい使い方はMicrosoft Copilot完全ガイド(#5)もあわせてご覧ください。

【実践④】GoogleスプレッドシートはGemini+GASで自動化

GoogleスプレッドシートにはGoogle Apps Script(GAS)という自動化ツールが内蔵されています。ChatGPTやGeminiにGASのコードを書いてもらえば、Excelと同様に自動化できます。

GASの貼り付け手順

  1. スプレッドシートを開いて「拡張機能」→「Apps Script」をクリックする
  2. エディターが開いたらGeminiが生成したコードを貼り付ける
  3. 上部の「実行」ボタンをクリックする
  4. 初回は「権限を確認」が出るので許可する
  5. 動作を確認する

📋 GAS生成プロンプト例

「Googleスプレッドシートで、毎朝9時にA列のデータをB列にコピーして、処理済みの行を緑色にするGASを書いてください。」

自動化できる業務の具体例【自動車修理・車検業の場合】

「どんな作業を自動化できるの?」という疑問に、現場目線で答えます。私が実際に役立てている例を具体的に紹介します。

見積書の自動作成——パーツ名と工賃を入力すると合計金額・消費税・請求額が自動計算されるテンプレートをChatGPTに作ってもらいました。毎回手打ちしていた計算が完全に不要になりました。

車検期限の管理——顧客ごとの車検満了日を入力しておくと、30日前になると自動で色が変わる条件付き書式をAIに設定してもらいました。見落としがゼロになりました。

月次売上レポートの自動集計——日々の売上データを入力するだけで、月別・作業種別の集計グラフが自動更新される仕組みをCopilotで作りました。月末の集計作業が30分から5分になりました。

まとめ:「書いてもらう」から「一緒に動かす」時代へ

VBAも関数も、もう自分でゼロから覚える必要はありません。「やりたいことを日本語で伝える→AIがコードを作る→貼り付けて実行する」という3ステップが、今のExcel自動化の基本形です。

ChatGPTで無料から始めて、業務に合ったマクロや関数を1本作り終えた時——「こんなに簡単に自動化できるんだ」という感覚をぜひ体験してみてください。

📌 今すぐ試せる第一歩

ChatGPTを開いて「ExcelのA列を昇順に並べ替えるVBAを書いて」と入力してみてください。数秒でコードが出てきます。

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